日仏の生活も長くなると、クリスマスカードと年賀状、何とか統一したいもの・・・。といいつつ、ポルトガルのヴァカンスから戻るや、お返事カードに忙殺される！

新しく、私がデザイン（といっても、たいしたことはしていないのだが・・・）のアパルトマンの工事を見に行く。小さいけれど、天井が高いので、やはり「足場を組む」のは必須。ずいぶん大掛かりな工事になる。でも、出来上がったときの満足感を思うと、つい一日何度も見に来てしまう！

新しいアパルトマンの改装と、納品があいまって、かなりいっぱい一杯の私。グラフィックデザイナーの友人のアパルトマンは一足先に完成。買う前も一緒に見たけれど、おばあさまからの家具も入ってすっかり彼の家に・・・。ひいおばあさまからのシャンパングラスで乾杯！

パリに居ると、世界中の友人が訪ねてくるのには本当に驚く。ローマ大学の言語学の教授の友人Ｅ氏、映画の中のラテン語の監修でパリ撮影に来ているとのこと。私達は同い年なのだけれど・・・。

昨日来訪のＥ氏のお誘いで撮影現場を見学に行く。極寒の早朝・・・。映画って本当にたくさんの人がひとつになって出来上がっていくのだ、と言うことを実感する現場。緊張の糸がぴんと張り詰めていて、話しかけるのすらはばかられる。

新しいアパルトマンの改装も着々と進み、とても楽しみ。小さいけど、私のデザインの空間に住む、と言うのがとても楽しみ！壁も天井も、微妙な色合いにペンキを調合して、食器の色に合わせたカーペットを選ぶ。

長かったヴァカンスも明け、ようやくギャラリーのヴェルニッサージュも再開。パンテオン近くのギャラリーに行く途中、美しい色の空にパンテオンが映えて・・・。パリってやっぱり美しい・・・。